植木屋の費用は何で決まる?
植木屋に依頼した際の費用は、大きく分けると次の3つの要素によって金額が決まります。
作業費
剪定する本数が多いほど、力仕事など作業に費やす人数が多いほど大きいほど作業費は大きくなります。また、松の手入れなどスキルと経験を必要とする作業も高くなるケースが多くあります。しかし、現場状況や作業内容によって判断するため、Aさんは1日で終わると判断してもBさんは半日で終わらせられると見るケースもあります。
移動費・運搬費
植木屋さんは軽トラックなどに乗って遠くまで行くことが結構あり、活動範囲が広い職業の一つです。早朝出発し2時間移動なども珍しい話ではありませんが、請求書には高速代金やガソリン代を加味するためなるべく近場(同じ都道府県)の業者に依頼することをお勧めします。また、植物を植える場合は植物をトラックに乗せて移動するため、運搬費として計上させることもあります。
処分代
剪定などで葉っぱや枝の処分が出た場合、処分代がかかります。これはどうしても必要になり場合が多いので、少量の場合は自分で処分をすることを検討してもいいでしょう。自治体に合わせた処分の仕方を行ってください。
実際いくら?庭師の費用・料金表
前述のとおり状況によって金額が異なりますが、一般的な費用相場を確認してみましょう。
内容 | 単価 |
作業費(1日) | 20,000円〜30,000円 |
作業費(短時間、半日) | 10,000円〜20,000円 |
移動費・運搬費 | 3,000円〜10,000円 ※分量による |
処分費 | 3,000円〜10,000円 ※分量による |
費用を
損をしない依頼方法は?
損しないために知っておくべき秘訣
初めて依頼する場合だったり、違う業者に変える時はなるべく安い金額で依頼したいものです。しかし、費用ばかりに目がいってしまうと、基本的に作業費用が売り上げに大きくつながる庭師にっては「安かろう悪かろう」ということも起こりかねません。そこで費用をできるだけ安く、そして優良な業者に依頼するために、以下のポイントを参考に適切かどうかを見極めましょう。
依頼内容を明確にしておく
まず第一に何を依頼したいか?を明確にしておきましょう。ただ葉っぱを剪定してほしいだけだったにも関わらず、草とりも行ったがために作業時間が増えてしまうこともあります。庭師は良かれと思って行っている場合もありますが、依頼側として何をして欲しいかを明確にしておくことで料金トラブルも避けられますし、継続した付き合いができるようになります。
料金の内訳を確認する
上記のような費用の他に、諸経費や不明な費用が計上されていないか確認しましょう。剪定などは定期的に依頼する場合が多くあります。積み上がることで馬鹿にできない料金になることがありますので、疑問の残る点は確認し、それでも腑に落ちない場合は別の業者を検討する材料にしましょう。
複数業者を比較をする
同じ作業内容でも、庭師によって対応できるスピードもスキルも異なるため、時間的に余裕があれば2〜3人の植木屋に見積もりを取り比較することをお勧めします。ただし、金額だけを見るのではなく、職人の人間性も大切です。コミュニケーションは取れるか?周辺住民への配慮も行えるかも重要となります。その中で自分にはどの業者が合っているかを判断しましょう。そのためにも、何を依頼したいか?を決めておくことは大切です。
価格交渉をする
見積もり金額や今まで支払っていた金額に比べて高いのでは?と感じたら、見積もり段階で見直せないか交渉してみましょう。その際は、処分を自分で行う、植物の数を減らすなど自分で行えることを行うことが大切です。作業費用に関しては職人のメインの売り上げになるため嫌がられる場合もあります。長期的な良いお付き合いをできるよう心がけましょう。