なぜ剪定が必要?
自然の中には自由に枝を伸ばして成長する木はたくさんあります。花もつけるし、グングン成長していく姿は魅力的ですよね。だから庭の木もそのまま成長した方が木にとっても良いと考えるかもしれませんが、山などと違い人が生活するエリアにおいては必ずしもそうではありません。全く管理をせずに放っておいてしまうと、以下のような問題が発生する原因になります。
- うっそうと茂って空き家のようになってしまう
- 木が栄養を取り合って枯れてしまう
- 隣家や道路にはみ出して近隣に迷惑をかけう
- 風通しが悪くなり虫や植物の病気の原因になる
- 強風で折れて怪我や賠償問題になってしまう
いかがでしょうか?木や植物があると面倒だと考えるかもしれませんが十分にメリットもあります。
- 季節を感じられる
- 気持ちが安らぐ
- 防犯になる
- 敷地を明確にする
だから、メリットを得ながらきちっと管理し、お庭のサイズにあった木の大きさで剪定を行い管理することが必要になります。
剪定の時期はいつ?
庭木の剪定で一番依頼が多いのは11月〜年末と4月〜GWの時期ですが、剪定に適当な時期とは若干のずれがあります。一般的に剪定に敵期と言われているのは、
- 常緑樹・・・花芽が終わる6月頃、夏の枝の成長が止まる10月頃
- 落葉樹・・・11月〜3月頃
- 針葉樹・・・4月頃と10月頃
という分け方です。これはあくまで一般的な分け方なので、「伸びすぎた枝が気になる」「虫が発生した」などそれぞれのお庭や庭木に合わせた剪定も必要に応じて依頼した方が良いでしょう。
どの枝を剪定したらいい?
庭木の剪定で行うことはこの2つです
- 樹型を整える
- 不要な枝を取り除く
樹型を整えるのは見た目のことで、丸くしたり野趣的にしたり「どのような庭木にしていたいか?」という観点です。一方、不要な枝とは徒長した枝やひこばえ、立ち枝など庭木の成長や見た目にふさわしくない枝のこと。
こういった枝を整理しながら、樹型を整え、虫や病気になりにくいように枝を透いて光や風を通してあげる作業を行うことが好ましいです。
自分で剪定するには?
自分で剪定をしたい場合は以下のことに注意してください。
切れる道具を使う
切れないハサミやノコギリを使用すると無駄な力が入って自分が怪我をするだけでなく、切り口がギザギザになり庭木にもダメージを与えてしまいます。腕の良い庭師や植木屋は道具を大事にし、手入れも怠らないのはこのためです。
切った枝がどこに落ちるかを考えてから切る
切りたいからとチョキチョキ切ってしまうと隣家に枝が落ちてしまったり、片付けにくい場所に落ちてしまい結果的に重労働になることもあります。大きい枝を剪定する場合は特に「この枝がどこに落ちるか」「傾いてきたときにどうなるか」を想定しながら切りましょう。
高い枝は落とさない
脚立に登るような高い位置の枝を剪定する時に特に気をつけたいことです。子供が下にいたり、通行人がいたり、見物人がいたり・・・。剪定に集中して「切れた!」と思ってポイっと下に落としたら怪我をさせてしまった・・・なんてことは避けたいものです。気をつけましょう!
自分でできないことは依頼する
木を切ったりする作業は見た目以上に力仕事です。切るだけでなく片付けも必要ですし、道具も揃えなくてはいけません。また、慣れない作業は怪我にも繋がります。「長期的に考えてどこで切ったらいいか」「どう扱ったらいいか」そういったことも考えながら作業するのはけっこう労力で効率的ではないため、依頼してしまった方が結果的に良かったというケースも少なくありません。
お庭のことなら まちぐり へ。
まちぐりは東京都を活動範囲とし、樹木の剪定や生垣、植え込みなど様々案件を行っています。
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